離婚するということ

ここ数年、日本の離婚率は2%台を推移している。
世界でもっとも離婚率の高いのは、ロシア。しかしこれは貧富の差が激しいことや国家情勢にもかかわりがあると考えられる。離婚率5%。
面白いのはフランス。フランスでは、「結婚」という形態ではなく、日本で言う「同棲」の状態で家族を持つ人が多いという。両親はいるが籍が入ってない、という状態である。不思議だが、離婚率は日本に近く2%弱。離婚しても、もしかしたら一緒に暮らしているのかもしれない。
日本国内に目を向けよう。日本の離婚率、その中でも増えているのは婚姻期間20年以上のいわゆる「熟年離婚」である。しかしやはり婚姻期間の短い夫婦の離婚も増えている。
今年、数年ぶりに下がったが、それは年金の分割をしようという社会制度にもとづいたものと考えられる。なので楽観はできないことに変わりはない。
マルの知り合いにも、もう次の結婚を決めながら、年金を分割するため元妻との離婚時期をずらした人がいる。「なにもしてやれなかった、幸せにできなかったから、それくらいはしてやりたい」その人は家も土地も貯金も妻にあげて、身一つで実家にいた。新しい妻は35歳の初婚の人で、早く子供を作ろうと2人で言っている。ちなみに、元妻との間には、子供はいない。
人は、離婚するために結婚するわけではない。それでも、いざ、というときのことは、つねに考えておいたほうがいいのかもしれない。現代社会では、それが「自立した」大人、という見解もある。